この記事では、二日酔いによる頭痛に効果的なツボをご紹介していきます!
楽しかったお酒の席で、ついつい飲みすぎてしまい、翌日に待っているのが恐怖の二日酔い。
特に、ズキズキと痛む頭痛の症状は辛くて困りものですよね。
仕事や予定がある人は、二日酔いのせいで、休まなければならない場合もあります。
身体を動かすことさえだるい、というときに大活躍するのがツボ押しです。
そこで今回は、二日酔いによる頭痛が起きた時に効果的な6つのツボをご紹介していきます!
Contents
二日酔いによる頭痛が起こる原因は?
二日酔いによる頭痛は、主にアセトアルデヒドが原因である場合が多く、アセトアルデヒドは、肝臓でアルコールを分解する際に発生する物質です。
なので、アルコールを過剰に摂取すると、分解が追いつかず、毒性の強いアセトアルデヒドが体内に残ることで、頭痛の症状が引き起こされます。
また、日本人は、このアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い傾向にあり、アルコールの分解が終了していても、体内に残り続ける場合があります。
アセトアルデヒドとアルコールの分解をサポートするために、肝機能を高めることが必要となります。
このように、二日酔いによる頭痛が発症するには原因は分かったかと思いますが、その頭痛の症状を緩和させるツボはどこなのでしょうか?
二日酔いによる頭痛を抑えるツボとは?
その1:百会(ひゃくえ)
出典:http://tenshinotamago.com/blog/?p=5033
『百会』と呼ばれる言葉には、『百(多種多様)』な経路が『会(交わる)』という意味があります。
そのため、様々な健康に役立つ万能ツボとして知られています。
自律神経の働きを調整する役割があるので、リラックスした状態で刺激するのがおすすめです。
百会の場所は、頭の頂点にあり左右の耳の穴をつないだ線と、眉間の中央から頭のてっぺんに向かった線が交わる場所です。
人によって、凹みがあったり、やわらかかったりする場合もあります。
押すポイントは、息を吐きながら、『気持良いと感じる』強さで刺激することです。
15〜20回指圧すれば十分で身体の中心に向かって、まっすぐに押すと効果的です。
指以外に、いのししや豚毛のクシで刺激を与えるのも有効です。
その2:合谷(ごうこく)
出典:http://korikiku.com/?p=1946
合谷は、万能ツボと言われており、あらゆる身体の不調の改善に役立つツボとして知られています。
合谷の位置は、人差し指の骨と親指の骨が交わる、へこんだ部分です。
押してみると、少し痛みを感じる部分です。押し方のコツは、反対の手の親指を使い、人差し指の骨に向かって刺激します。
頭痛以外にも、大腸の働きを良好にし、腸内環境を整え、便秘の解消にも効果があります。
その3:魚際(ぎょさい)
出典:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com
『魚際』という言葉は、ツボ部分が魚のお腹のように筋肉が盛り上がっていることから『魚』、辺縁(中心に対し、まわりにある部分)を示す『際』に由来します。
魚際は、手のひらと手の甲の皮膚の境目、親指の付け根あたりに位置し、押すと、骨のかたさを感じることができます。
刺激する時は、3秒押し、3秒離す、といった動作を7〜10回ほど繰り返します。
頭痛以外に、消化器官の不調も解消します。
胃腸の調子が悪くなると、青いすじが現れたり、肝機能が低下すると、赤くなり、頭痛と肝臓に働きかけるツボなので、二日酔いにうってつけです。
ここまでが、二日酔いによる頭痛解消に効くツボでしたが、ここからは肝臓機能を高めて二日酔いになりにくいツボをご紹介していきます!
肝機能を高めるツボは?
その1:大衝(たいしょう)
出典:http://sp.acupressure.jp/tubo/23.php
足の親指と人差し指の骨が合わさっている、少し手前の場所に大衝のツボがあります。
人差し指では押しにくいため、親指を使います。ポイントは、足の甲に対し、垂直に刺激することです。
肝
機能を促進する以外に、イライラや不眠といった症状の改善も期待できます。
このツボは、『肝』とつながりが深いため、『気の流れが悪い』『気が上がっている』といった状態の時に、効果を発揮します。
その2:期門(きもん)
出典:http://karakuchi-info.net/life/medical/hangoveracu/
期門は、両乳頭の真下にある助骨が交わる場所にあり、右の『期門』のみ刺激します。
両手の人差し指、中指、薬指、小指を重ねてあてながら、上体を倒して押します。
ぐっと押し込みながら、20〜30回程指圧するのが効果的です。
その3健理三針区(けんりさんしんく)
出典:http://the-slowlife.net/recovery-hangover-1835.html
健理三針区は、手のひらの中央から、やや手首よりに位置します。
親指で強く指圧する、または、つまようじを約10本輪ゴムで束ねたもので、ほんのり赤くなるまで軽くつつきます。両手とも行いましょう。
まとめ
今回は、二日酔いによる頭痛に効果的なツボをご紹介しました。
誰でも簡単に出来る方法なので、二日酔いの頭痛が酷すぎて動けないのであれば、ツボ押しををしながら回復のを待つしかないでしょう。
頭痛があなたをいつまでも苦しめ続けないようにするためにも、今回紹介したツボを押して症状を少しでも軽くしていきましょう!
それだけでも、二日酔いになった時の気分が大きく変わりますよ。